緊急事態宣言を受け、奇想天外な作品群で知られる芸術家・荒川修作のドキュメンタリーが無料配信
2020年4月9日 15:00

[映画.com ニュース]岐阜県のテーマパーク「養老天命反転地」、死なないための住宅「三鷹天命反転住宅」など、奇想天外な作品群で知られ、2010年5月に急逝した芸術家、荒川修作氏のドキュメンタリー「死なない子供、荒川修作」(10年12月公開)が、荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所のウェブサイト(http://www.architectural-body.com/?p=5893)で無料配信されている。配信は世界的に都市の封鎖や外界との断絶が強いられる状況の下、自宅で過ごす時間を少しでも豊かなものにしてもらいたいとの願いから山岡信貴監督の協力のもと実現した。配信期間は6月30日まで。
荒川氏が05年に手がけた死なないための住宅「三鷹天命反転住宅」で暮らす人々の様子を通し、死の運命から決して逃れることができない人間の限界に挑み続けた芸術家の軌跡をたどる。自身も「三鷹天命反転住宅の住人」である山岡信貴監督がメガホンをとり、浅野忠信がナレーション、渋谷慶一郎が音楽を担当した。
生前、自身の建てた「三鷹天命反転住宅」について荒川はこう語っている。「ここに住むと身体の潜在能力が引き出され、人間は死ななくなる」と。常識を軽々と越えた荒川氏の言葉の数々をはじめ、宇宙物理学者・佐治晴夫氏のインタビュー、三鷹の“死なない家”で生活する人々の身体的変化、そこで生まれ育った子供の記録映像を織り交ぜながら、芸術・科学・哲学を総合した斬新な都市計画を構想するまでに至った荒川の全活動を振り返る本作は、全人類の誰もが想像すらできなかった世界の可能性を浮き彫りにするとともに、壮大な生命賛歌を高らかに歌い上げる。
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