神山健治×荒牧伸志「ULTRAMAN」地上波放送が決定、シーズン2製作も始動
2019年12月14日 13:09

[映画.com ニュース] 円谷プロダクションが開催する「TSUBURAYA CONVENTION 2019」のオープニングセレモニーが12月14日、メイン会場となる東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われ、Netflixで全世界配信中のアニメ「ULTRAMAN」の地上波放送決定が発表された。2020年4月からTOKYO MX、BS11で放送される予定になっている。
オープニングセレモニーには同作を手がける神山健治監督、荒牧伸志監督が登壇。今回決まった地上波放送について「今まで見ていないお客様にも、見ていただきたい」(神山監督)、「Netflixは13話まとめて配信ですが、地上波は毎週同じ時間に1本ずつ見てもらえるので、また新しい楽しみ方をしてもらえれば」(荒牧監督)。また、シーズン2の製作も始動しており、神山監督は「原作をベースに脚本に着手したところ」と進捗報告。荒牧監督は「ご覧くださる皆さんの声を励みにして、頑張っていく」と決意を新たにしていた。

同作は「月刊ヒーローズ」(ヒーローズ刊)で連載中の清水栄一氏(原作)と下口智裕氏(作画)による漫画を原作に、円谷プロダクションの特撮ヒーロー作品「ウルトラマン」から約40年後の時代を描く物語。かつてウルトラマンと同化していた早田進の息子・進次郎が、ULTRAMAN SUITを着た等身大のヒーローとして活躍する。

また、オープニングセレモニーでは、先日発表された円谷プロダクションとマーベル・エンターテイメントのコラボレーションについても、プレゼンテーションが行われた。マーベル・コミックス編集長のC・B・セブルスキー氏から届いたビデオメッセージが上映され、「円谷プロがこれまで生み出してきたウルトラマンとすべてのすばらしいキャラクターたちの伝説に、今回新しいストーリを提供できることになり、私たちマーベルはこれ以上な喜びを感じています」と興奮しきりだ。

さらに「50年かけて築き上げられてきたウルトラマンとその伝説にマーベルとそのクリエーターが加わることは、世界中のファンにとっても心躍るような新しいワクワクする出来事だと思っている。今後の計画はトップシークレットなので、あまり多くは語れないけど、必ず喜んでもらえるはず」と意欲を燃やしていた。
「TSUBURAYA CONVENTION 2019」はTOKYO DOME CITY HALL、東京ドームホテル、プリズムホールほかで12月14日、15日開催。
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