キッザニアが中学生と短編ドキュメンタリーを初制作! テーマはSDGs「働きがいと経済成長」
2019年11月7日 14:00

[映画.com ニュース] 子どもの職業・社会体験施設「キッザニア」が、10人ほどの中学生と協働し、短編ドキュメンタリーを初めて制作する。SDGsの8番目のゴールである「働きがいも経済成長も」をテーマに、11月中旬から「Cosmopolitan Campus映像制作ワークショップ」を開催。全6回のワークショップを通じ、中学生が4人の講師とともに映像作品を完成させ、2020年にYouTubeで公開する予定だ。
近年、社会環境や産業・経済の構造的変化、雇用の多様化・流動化など、子どもたちを取り巻く状況が複雑化するなかで、自立した社会人を育てるキャリア教育の必要性が高まってきている。キッザニアは「子どもたちの生きる力を育む」をミッションに掲げており、本プロジェクトに対して「さまざまな角度から『働くこと』を探求し、創造的・論理的・批判的な思考力を醸成するとともに、自己の将来像や近い未来の日本の姿を提示する表現力を、子どもたちに身につけてもらいたいと考えています。また、完成したフィルムを公開することで、SDGsへの理解を促すことも目的としています」としている。
映像制作・クリエイティブ監修には、国内外のアワードの受賞歴があり、プロジェクト型学習の教育プログラム開発にも力を注ぐ田村祥宏氏(イグジットフィルム)。さらに講師として櫻井有希子氏(国連難民高等弁務官事務所)、尾田洋平氏(地域・教育魅力化プラットフォーム)、新井田統氏(KDDI総合研究所)も参加し、“働くことの未来”を語っていく。
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