黒沢ともよ「劇場版 響け!ユーフォニアム」公開に涙 “新入生”雨宮天には「好きだよ」
2019年4月20日 18:00
[映画.com ニュース]「劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」の公開記念舞台挨拶が4月20日、東京・新宿ピカデリーで開催され、キャストの黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳、石谷春貴、雨宮天、藤村鼓乃美、山岡ゆり、石原立也監督が出席した。19日に封切られた今作。主人公・黄前久美子役の黒沢は「幸せな気持ちでいっぱい」と涙を浮かべると、顔を真っ赤にし、こぼれ落ちそうになる涙を何度もこらえながら、作品への思い、作品を支えてきた人々に感謝を述べた。
2015年4月にテレビアニメ第1期、16年10月に第2期が放送された、京都アニメーション制作の「響け!ユーフォニアム」シリーズ。今作は、テレビシリーズでは1年生だった久美子らが2年生になり、新たに吹奏楽部に入部してきた1年生とともに全国大会金賞を目指す。シリーズとともに歩んできた黒沢は、開口一番「1番最初のテレビシリーズが始まった時は、1クールで終わるという企画書を読んでオーディションを受けたので、本当にうれしくて」と笑顔をはじけさせ、「2年生になった久美子を見て『嘘みたいだな』って。幸せでした」と喜びを噛みしめた。
一方、1年生の久石奏役でシリーズに初参加した雨宮は「新参者なので……」と恐縮しきり。今作は新入部員の1年生たちがさまざまな問題を巻き起こすため、「1年生は個性が強いので、本当に良い先輩方がいる部活なんだなとわかりました」と作品の印象を明かす。さらに、奏はクセのある性格のため「決して悪い子じゃないんです。ちょっと嫌われ者っぽい感じもあったのですが……」と自らフォロー。すかさず“先輩”黒沢が「(奏が)好きだよ! 天ちゃんのことも好きだよ」と身を乗り出すと、「照れちゃう!」と赤面していた。
“新入生”を気遣いながらも場内を盛り上げた黒沢だったが、最後の挨拶では「こんなにたくさんの人に来ていただいて……」とこぼすと、せきを切ったように涙があふれだす。声をふるわせながら「アニメーションって、本当にすごくすごくたくさんの人に支えられてできていて。愛がないとこんなにきれいなフィルムってできないなって、すごく思いました。アニメって、変わらないことが支えになったり、素敵なことだったりするのですが、『響け!ユーフォニアム』は変わっていく素敵さも伝えられるアニメーションだなと思います。3年生になってもっともっと変わった久美子たちの姿も見られたいいなと思いますので、これからもよろしくお願いします」と思いの丈を述べ、「なんで泣いちゃったんだろう!」と声をあげると、場内は温かな歓声に包まれた。
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