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イーストウッド「学ぶことに年齢は関係ない」 創作のポリシー語るインタビュー映像

2019年3月5日 17:00

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若さの秘けつも語った
若さの秘けつも語った
(C)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

[映画.com ニュース] クリント・イーストウッドが監督・主演を務める「運び屋」のインタビュー映像が公開された。88歳の現在も第一線を走り続けるイーストウッドが、本作に込められたテーマや、自身の“若さの秘けつ”を語る貴重な映像となっている。

実話を基にした本作でイーストウッドが演じたのは、一度に最大13億円相当のドラッグを運んだとされる“伝説の運び屋”。「まるでロビン・フッドみたいだ。違法なことで金を稼いでいるが、困っている人を助ける慈善家でもある。麻薬カルテルは、一度も捕まらず、スピード制限も守る彼を気に入る。運び屋としては完璧だからね」と役柄を紹介する。

俳優として60余年のキャリアを誇るイーストウッドは「若い時はたくさん役を演じ、なかには社会的価値のあるものも、アクション満載の娯楽作品だけのこともある。いろいろな機会がある。でもある段階に達したら、少し自分に負荷を課す作品を探すことも必要だ。言えなかったことが言えるような作品を選ぶこともね」と作品選びの重要性を説く。

さらに、「学ぶことに年齢は関係ない。年を取っても学べる。そうしながら、人に教えることもできる」と本作で描かれるテーマについて触れ、「私はいつも異なるタイプの物語に興味がある。西部劇でも、現代劇でも、どんな作品でも、私はずっと新しいもの、脳を刺激するものを探そうとしてきたし、この作品もそうだ」と創作のポリシーを明かす。

最後には、エンドソングを担当したトビー・キースから、“若さの秘けつ”を聞かれたというエピソードも披露し、「絶対に年寄りだと思わないことだ」と答えている。そのほか、麻薬捜査官を演じたブラッドリー・クーパーローレンス・フィッシュバーン、巨大麻薬組織のボスを演じたアンディ・ガルシアらと撮影に臨むメイキング映像も収められている。

運び屋」は3月8日から全国公開。

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