渡辺大、海外“2冠”の「ウスケボーイズ」公開で願い「ワイン文化が普及すれば」
2018年10月20日 13:17

[映画.com ニュース] 俳優の渡辺大が10月20日、主演映画「ウスケボーイズ」の初日舞台挨拶を共演の出合正幸、内野謙太、竹島由夏、伊藤つかさ、柿崎ゆうじ監督とともに東京・新宿武蔵野館で行った。
同作はスペイン・マドリード国際映画祭の外国語映画部門で作品賞と主演男優賞、オランダ・アムステルダム国際フィルムメイカー映画祭の同部門でも監督賞と主演男優賞を受賞。柿崎監督は、「師弟愛や友情、親子の絆を理解していただけた。コールされた時は皆で万歳でした」と振り返った。
国産ワイン用のぶどう作りに人生をかけた実在の人物を演じ、“2冠”を獲得した渡辺も「日本のワインを海外の方に興味を持ってもらえ、ワインの本場で分かっていただけたのがうれしい」と感慨深げ。続けて「これから日本でもワインが飲まれる文化が普及すればいい」と願った。
渡辺たちは、日本ワイン界の巨匠と呼ばれる麻井宇介氏に師事する役どころだが、自身の師匠については、今年8月に亡くなった津川雅彦さんと乗馬の先生を挙げ「津川さんには子どもの頃からいろんなことを学ばせてもらった。馬の先生には基礎を叩きこまれ、俳優としてやっていく上で大きなスキルになっている」と感謝。2人が天国で喜んでいるのでは、という問いかけには「まだまだと言われている方がやりがいがある」と気持ちを新たにした。
内野は、「間近で芝居を見せていただき、すごく格好良かった。緊張感もあって楽しかった」と、麻井役で共演した橋爪功に心酔。渡辺も、「俳優の大先輩でもあるし、それを若手はビシビシ感じていたよね」と同調した。
柿崎監督は、「(ワイン作りに)気概を持って挑んだ人々を少しでもご理解いただき、ワインにふれる機会があれば幸いです」と言葉に力を込めた。渡辺も、「皆さんがこの後、ワインを飲まれに行かれることを期待します。映画を見ていろんな思いをはせ、ワインとの関係性が近くなることが僕らの願いです」と再度アピールしていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)