吉田羊、佐野玲於の贈り物に大感激「やだ、泣いちゃう」
2018年10月20日 19:20

[映画.com ニュース] 日本を代表する作家・村上春樹氏による短編小説を映画化した「ハナレイ・ベイ」の公開記念舞台挨拶が10月20日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の吉田羊をはじめ共演の佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、村上虹郎、メガホンをとった松永大司監督が出席した。
ひとり息子・タカシ(佐野)をハワイで亡くしたシングルマザー・サチ(吉田)の葛藤、そして静ひつな再生を描く。「俳優としてターニングポイントになった作品」と自信をにじませた吉田は、英語とピアノの訓練に明け暮れていただけに、「クランクインの1カ月半から練習していて。当時、舞台の稽古・本番中で、合間をぬって家に帰り、1日8時間ほど練習しました」と明かした。
キャッチコピーにちなみ、「あなたの大切な人は?」と質問が寄せられると、吉田は「ともにこの作品で戦った松永監督」と感謝を示し、「女優人生において、非常に大切な存在になった。原点に立ち返る思いをしましたし、監督は今作を撮ったあとも先に進んでいる。うっかりしていると、私はあっという間に置いていかれる。『また一緒に』と言われる俳優になりたい」と飽くなき向上心をにじませる。これを受け「嬉しいです」とはにかんだ松永監督は、「スクリーンに映るキャストたちは、『すごいな』というところまで到達している。生き様が刻まれています」と思いの丈を打ち明け、「中途半端な気持ちでやっていないぶん、簡単に『また』とは逆に思わない。今しかできないことをやらせてもらった。でも5年後、10年後、違う形で違う作品で会えたらいいなと、本当に思います」と真摯に話した。
さらに佐野&村上はサーフィンの練習を積んだという。佐野は「朝4時、5時くらいに家を出て、千葉で2時間ほど練習して仕事に戻るという生活を、撮影の2カ月ほど前から」と説明し、「初めてサーフィンに触れ、自然を相手にすることはこんなにむずかしく、そして楽しいんだと感じた」と目を細める。ハワイでの撮影はハリウッド大作にも参加するスタッフと共にしており、吉田は「午前中から撮影していて『興が乗ってきた』という時に、現地スタッフが『お昼です』と。『これからがいいところ』と訴えても、『いやお昼だから』。良い仕事のためにはきちんと食べ、休むことを大事にしている。それが可能な環境がうらやましかった」と驚きをもって語っていた。
なおこの日は、佐野から吉田に向けたサプライズプレゼントが用意されていた。「羊さんを救うアイテムになれば」と、オアフ島で購入したパワーストーンを手渡されると、吉田は「タカシ(役名)……! 相当嬉しい。私の誕生石のアメジスト。息子の愛を感じます。やだ、泣いちゃう」と大感激の様子だった。
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