ハリウッドがアジア系の物語に注目!? 米ABC「クレイジー・リッチ！」に影響を受けたドラマを準備

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［映画.com ニュース］　全米で大ヒットを記録しているロマコメ映画「クレイジー・リッチ！」に影響を受けたテレビドラマを、米ABCが準備中だと米ハリウッド・レポーターが報じた。

「クレイジー・リッチ！」は、ケビン・クワンのベストセラー小説「クレイジー・リッチ・アジンズ」を映画化するもので、シンガポールを舞台に恋人とセレブ一族との間で揺れる独身女性（コンスタンス・ウー）の葛藤と成長を描く。製作費わずか3000万ドルながら、北米興行収入が1億3000万ドルを超える大ヒットとなっていることから、ハリウッドではアジア系の物語に注目が集まっている。

米ワーナー・ブラザースは既に「クレイジー・リッチ！」の続編準備に着手しているが、台湾系アメリカ家庭を題材にしたテレビドラマ「フアン家のアメリカ開拓記」を全米放送中の米ABCも、中国系アメリカ人女性を主人公にした新ドラマの準備に着手。裕福な祖母が他界し、膨大な遺産の相続人に指名されたヒロインが、クレイジーな親戚に囲まれるというコメディドラマ。脚本・製作総指揮は「シリコンバレー」「リック・アンド・モーティー」のジェシカ・ガオで、CBSテレビジョンスタジオとイマジンTVが制作する。