高橋一生、仏女優レティシア・カスタと新解釈「シンデレラ」に挑戦
2018年4月26日 14:30
[映画.com ニュース] 俳優の高橋一生が4月26日、都内で行われた高級ジュエラー「ブシュロン」が製作するオリジナルショートフィルム「Cinder Ella(シンデレラ) ある愛と自由の物語」の製作発表に、共演する同ブランドのアンバサダーで仏女優のレティシア・カスタ、脚本を務めた本谷有希子、関和亮監督とともに出席した。
今作は、日仏友好160周年とブシュロン創業160周年を記念して製作されたもの。シャルル・ペローの「シンデレラ」を、“自由な精神”をテーマに現代風に新解釈した物語となっている。恵まれない環境で生きる女(カスタ)と、歴史ある由緒正しい城に住む男(高橋)。ひかれ合いながらも、住む世界の違いから恋に積極的になれない2人の大人の恋愛を描く。
高橋は、今回の抜てきに「光栄なお話。歴史、伝統のあるブランドさんなので、ブランドの世界観を損なわないように、出来る限り自分のお芝居をという思いでおりました」と歓喜。今作で描かれた“運命の恋”について問われると、「自分の思う正しさを貫いていくことは、誰かの正しさにぶつかること。それをどう否定せずにすり合わせをしていくかは、恋愛の駆け引きでもあると思う」と持論を展開した。
今作は、仏・パリで3日間、東京で1日という短期間で撮影された。苦境にある男女を演じる高橋とカスタへの関監督のはからいで、パリではまったく会わずに撮影を行ったという2人。東京で初めて共演シーンを撮影したといい、カスタは高橋の印象を「お会いしたときに、すぐにどんな方かが伝わってきました。それは高橋さんの俳優としての強さからにじみ出るものだと思います」と話し、「初めて高橋さんにお会いしたのは森のなか。2回目にお会いしたときには、彼の腕のなかに抱きしめられていました(笑)」と物語の行く末をほのめかした。
一方の高橋は、カスタについて「森で立っている、その佇まいがしっかりされている方で、馴染むのではなく、そこに“居られる”というのは素晴らしいエネルギーだなと感動した」と語っていた。
「Cinder Ella(シンデレラ) ある愛と自由の物語」は、5月24日から「ブシュロン」公式HPほか同ブランドオウンドメディアで公開される。
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