83歳の巨匠・中島貞夫監督、20年ぶり劇映画がクランクイン!テーマは“殺陣の魅力”
2018年3月28日 13:00

[映画.com ニュース]「新・極道の妻たち」「木枯し紋次郎」などで知られる83歳の巨匠・中島貞夫監督の最新作「多十郎殉愛記」(仮題)が、このほど京都市内でクランクインを迎えた。“時代劇チャンバラのレジェンド”が約20年ぶりの長編劇映画を手がけ、「殺陣の魅力」をテーマに紡いでいく。
映画は、「殺陣の魅力を存分に見てもらうこと」をコンセプトに、時代劇における殺陣の魅力の根源を改めて探り、生身の人間が見せる極限のパフォーマンスや、一本の日本刀に込めた「男の情念」、すなわち「殉愛」を描く。公開は2019年内を予定し、出演キャストは今後発表されていく。
中島監督は東京大学在学中の1955年、倉本聰らと「ギリシャ悲劇研究会」を結成し、日比谷野外公会堂公演での演出を担当した後、59年の卒業と同時に東映に入社。社内で「おまえ、ギリ研か。ギリシャは古典、古典は時代劇や」と言われたことをきっかけに、時代劇製作を担う京都撮影所に配属され、64年の「くノ一忍法」で監督デビューを果たした。フリーで活動を始めた67年以降は任侠、時代劇、文芸、喜劇などジャンルを問わず精力的にメガホンをとり、2015年のドキュメンタリー「時代劇は死なず ちゃんばら美学考」ではチャンバラの真髄に迫った。京都府文化功労賞、牧野省三賞など、受賞歴も多い。映画のキャリアを半世紀以上にわたり積み重ねた現在は、大部屋俳優からのスター輩出、若手スタッフへの指導など、“邦画界の重鎮”として後進育成にも力を注いでいる。
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