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喫煙者=エイリアン!?「スモーキング・エイリアンズ」監督、ゆうばりに24年ぶり凱旋

2018年3月17日 19:30

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ゆうばりに24年ぶり凱旋
ゆうばりに24年ぶり凱旋

[映画.com ニュース] 「9つの窓」「101回目のベッド・イン」などで知られる中村公彦監督によるSF映画「スモーキング・エイリアンズ」が3月16日、北海道・夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」のゆうばりチョイス部門でワールドプレミア上映された。「ゆうばりは24年ぶり」という中村監督をはじめ、脚本の小松公典、出演の滝本より子が舞台挨拶に出席した。

宇宙から飛来した“タバコの煙に弱い”エイリアンと、喫煙者たちの壮絶な死闘を描く。タイトルについて問われると、中村監督は「エイリアンのことではなく、ヘビースモーカーのことを指しています。宇宙からエイリアンが飛来したけど、地球にはスモーキング・エイリアンがいた、という」と説明。喫煙者への風当たりが強くなる一方だが、「エイリアンという言葉は、ほかにも疎外されている、異邦人という意味合いがあります。会社のなかで疎外されている人や、ヘビースモーカーたちが奮起する、ということで、このタイトルにしました」と言葉を継いでいた。

さらに、タバコを吸いながらの撮影は「煙かった」そうで、瀧本は「スタッフさんが、ほぼほぼタバコを吸わない人たちばかり(監督、カメラマン、照明、録音、助監督は非喫煙者)。そのほかのキャストは一部をのぞいて全員吸うので、スタッフさんはマスクをして撮影に臨んでくださった」と感謝を示す。続けて「私たちは時間があれば喫煙コーナーに行き、たばこを吸う、食べる、だべる、また現場に向かう、という。スタッフさんは頑張ってくれていたのに(笑)」と語ると、中村監督は「で、また現場で吸うという。どんな現場だ(笑)」とツッコミを入れていた。

また、24年ぶりの凱旋となった中村監督は「会社員時代に、一時だけ北海道・千歳に住んでいたことがあって。そのときに会社員をやめて映画の道に進む決心をしまして、その年の冬にゆうばりに来ました。デニス・ホッパー勝新太郎が審査員というものすごい年。ギャスパー・ノエクエンティン・タランティーノらが出てきたころで、すごい刺激になって、それがベースになっています。監督として初めて帰ってこられて、感無量です」と感慨深げに振り返る。昨年に初参加した滝本は、「毎夜毎夜、楽しい宴を繰り返し、また来られると良いなと思っていました。夜ごとの楽しい宴を、もう少し繰り返して東京に帰りたいです」と期待に目を輝かせていた。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018は、3月19日まで開催。

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