「キャプテン翼」18年4月に再アニメ化 三瓶由布子、鈴村健一ら出演で原作漫画を一から描く
2017年12月14日 04:00

[映画.com ニュース] 高橋陽一氏による国民的サッカー漫画「キャプテン翼」の再テレビアニメ化が決定し12月13日、東京・六本木のテレビ東京で記者発表会が行われた。2018年4月に放送開始予定の今作は、スタッフ&キャストを一新し、原作漫画を一からアニメ化していく。主人公・大空翼を三瓶由布子、翼のライバル・若林源三を鈴村健一が演じるほか、岬太郎役で福原綾香、石崎了役で田村睦心、日向小次郎役で佐藤拓也、ロベルト本郷役で小西克幸が出演する。
1981年に誕生した漫画「キャプテン翼」は、天才サッカー少年・大空翼が、ライバルたちとの戦いのなかで成長していく物語。「週刊少年ジャンプ」「週刊ヤングジャンプ」を経て、現在は「グランドジャンプ」(集英社刊)で連載が続いており、独創的な技や個性的なキャラクターが人気を博している。国内外のプロサッカー選手にもファンが多い。
スタッフは、加藤敏幸監督(「ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない」シリーズディレクター)をはじめ、シリーズ構成を「ポケットモンスター」のシナリオを手がけた冨岡淳広、キャラクターデザイン・総作画監督を「銀河へキックオフ!!」の渡辺はじめが務める。さらに音楽を松尾早人、音響監督を岩浪美和が担い、アニメーション制作は「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズや「レベルE」で知られるデイヴィッドプロダクションが担当する。

発表会には、原作者の高橋氏とキャストの三瓶、鈴村らが出席。「再アニメ化が決まった心境」を問われた高橋氏は「また作っていただけるので、ありがたく思っております」と喜びをのぞかせ、作品設定については「原作に忠実に描くということですが、最初にアニメ化された時は80年代。今は世間の状況も変わっているのでそのへんは最近のお子さんも楽しめるように現代の設定になる」と解説した。また、翼と若林が配されたキービジュアルが披露されると「翼の物語は最初は若林くんとの対決から始まるのでいい感じ」と満足げに話した。
アフレコは既に始まっており、三瓶は「女性の私でも知っている国民的サッカー作品。自分の人生のなかで、まさか『大空翼役の』と名乗る日がくるとは思いませんでした」と告白。一方の鈴村は、「実は僕、15、6年前にアニメ化された時も若林をやらせていただきまして。すごく縁を感じています」と感慨深げに語り、「当時ぺーぺーだった僕は、『この役を一生懸命やろう』とがむしゃらにやっておりました。今はキャリアも上がってきましたので(笑)、練りに練った若林くんができるのではないか」と意気込んだ。
「本作の見どころ」という話題では、鈴村は「原作に忠実な映像化を目指しているので、そこが見どころです。当時僕たちが読んでいた作品をそのままアニメにしようという意識なので、セリフも限りなく当時のまま」と説明し、三瓶も「原作を音や絵で改めて表現することに、チーム一丸でチャレンジしている」と声をそろえる。高橋氏も「原作通りに進めてくださいとお願いをしていまして。最初のアニメシリーズに近いストーリー展開になると思う。お父さんお母さんも懐かしんで見ていただけると思うので、ぜひとも親子で見ていただきたい」と熱く呼びかけた。
またこの日は、ゲストとして肉体派タレントの武井壮、元サッカー日本代表の解説者・北澤豪氏も登壇した。
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