リー・ピンビンの映像美がここに!悠久の大河とミステリアスな女「長江 愛の詩」予告
2017年11月14日 17:00
[映画.com ニュース]第66回ベルリン映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞、名カメラマン、リー・ピンビンが撮影、新鋭ヤン・チャオ監督による中国映画「長江 愛の詩(うた)」の日本版予告編が公開された。
古びた船の船長ガオ・チュン(チン・ハオ)が一冊の詩集に導かれるように、雄大な長江を遡る旅に出るシーンからスタート。ガオが詩集に記された街を辿り、行く先々で出会う美しい女アン・ルー(シン・ジーレイ)との“記憶”を描く。惹かれ合うふたりだったが、河を遡ることによって、三峡ダムが出現し、何かが変わっていく。現実と虚構、現在と過去が交錯するラブストーリーの一端が確認できる。
中国の広大な大地を西から東へと流れ、東シナ海へと注ぐ、アジア最長の全長6300キロを誇る長江とその周辺で60日間のオールロケを敢行し、息をのむほど壮大にして美しい情景を余すところなくカメラに収めた一大叙事詩だ。
2018年2月17日からシネマート新宿、YEBISU GARDEN CINEMA(4K対応)ほか全国順次公開。