山田孝之&知英&安田顕「鷹の爪」アフレコ環境めぐり関係崩壊!?
2017年10月21日 15:30

[映画.com ニュース] DCエンタテイメントのキャラクターと、日本の人気Flashアニメ「秘密結社 鷹の爪」がコラボレーションしたアニメ映画「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」が10月21日、全国42スクリーンで封切られ、声優を務めた山田孝之、知英、安田顕、FROGMAN監督が東京・新宿ピカデリーでの舞台挨拶に出席した。
バットマンやジョーカーらDCキャラと鷹の爪団が入り乱れる今作。登壇陣は背中に「予算崩壊」と書かれたTシャツを着ており、FROGMAN監督は、映像やプロモーションに費用を投じ過ぎたとしたうえで、「いろいろあり、プロデューサーから『今日の舞台挨拶の予算が残っていない』とガチで言われた」とぶっちゃけた。
さらにバットマン役の山田は、前日が誕生日だったこともあり、客席から祝福の拍手。1畳ほどのスペースで行われたというアフレコについては「すぐ壁で、機械がある。動けないし、しばらくしたら『ごめんなさい、暑い!』となった」と振り返る。ハーレイ・クイン役の知英も「1回目は結構広いところでしたが、2回目は狭かった」と同調したが、ジョーカー役の安田は怪訝な顔で「私はすごく快適なところでやらせてもらった」と語った。
これに山田は「さっき、それを聞いちゃったんですよね。話が違う」といい、「僕が与えられたスペースは60センチくらいでしたよ」とぼやきっぱなし。安田は大笑いしながら「やばいやばい、関係性が崩れていく」とつぶやき、FROGMAN監督は「その話はやめましょう。次にいきましょう」とタジタジだった。
続けて山田が「バットマンの声は機械で変えるのかと思ったら、『ご自身で』と言われた。予算の問題ですか?」と問いかけると、FROGMAN監督は「機械で変えられるって、知らなかったんです」と答え、一同から「いや、できるでしょ!」と総ツッコミ。安田は「『水曜どうでしょう』で私が白塗りで巻物を読んでいるシーンがあるんですが、監督から『それをやってくれ』と言われた。こっちはジョーカーができるとワクワクしていたんですが……」と苦笑いを浮かべ、「ジョーカーは笑い声が特徴的。いろんな笑い声をやらせてもらったんですが、本国アメリカから全部NGが出ました」と再収録したことを明かしていた。
それでも、舞台挨拶は終始和やかな雰囲気で進行。FROGMAN監督は「今年で『鷹の爪』映画10周年。感慨もひとしおです」と目を細め、「(開始)当時はキャスト僕1人で、舞台挨拶も1人。まさかこんなに華々しい舞台挨拶ができるとは、夢にも思っていなかった」と感激していた。
フォトギャラリー
関連ニュース


ムロツヨシ×佐藤二朗「新解釈・幕末伝」に豪華12人 龍馬の妻おりょうは広瀬アリス、岡田以蔵は岩田剛典、土方歳三は松山ケンイチ!【新動画、ビジュアルあり】
2025年8月25日 05:00




映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント