安田真奈監督「36.8℃」に寺脇康文、渡辺真起子、陣内智則ら実力派結集
2017年8月29日 04:00
[映画.com ニュース] 「幸福のスイッチ」(2006)の安田真奈監督がオリジナル脚本で11年ぶりにメガホンをとる、兵庫県加古川市を舞台にした映画「36.8℃(サンジュウロクドハチブ)」の追加キャストが発表された。
作品は、全国の自治体と組んで制作するオリジナル映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の第1弾で、地域の「食」をキーワードにした高校生たちの青春オリジナル映画を手がけていくプロジェクト。地元の食材やオリジナル料理が劇中にふんだんに登場するのが特徴で、今後、地域を徹底的に取材したオリジナル脚本でシリーズの拡大・展開を目指していく。
主演は、今秋に始まるNHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの妹役に抜擢された堀田真由。そして、堀田演じる主人公・若菜の父役の寺脇康文、母役に渡辺真起子と実力派の俳優が脇を固める。また、若菜の友人役に岸本華和、西野凪沙、安藤瑠一、平井亜門とフレッシュな顔ぶれが並ぶほか、映画界での活躍が注目されている本間淳志、元グレートチキンパワーズの北原雅樹やお笑い芸人の陣内智則、テレビで人気上昇中のジョーナカムラ、ABCアナウンサーの橋詰優子など、バラエティ豊かなキャストが揃った。
加古川市・岡田康裕市長をはじめ、ワークショップやオーディションを経て選ばれた総勢100人を超える加古川市民が脇役やエキストラで映画に参加。今月中旬にクランクインしており、11月18日より地元の映画館イオンシネマ加古川にて先行上映後、他の地域で展開していく。このプロジェクトにはABCライツビジネスが制作・宣伝面でサポートするのに加え、東京から地域への移住・定住を提案する情報誌「TURNS」が、加古川市の魅力発信を映画の側面からサポートする。