痴漢裁判に勝訴したテイラー・スウィフト、約束通り性暴力被害者の支援団体に寄付
2017年8月21日 11:00

[映画.com ニュース] セクハラ裁判に勝訴したばかりの米人気歌手のテイラー・スウィフトが、性的暴行や児童虐待の被害者を支援するチャリティ団体「ジョイフル・ハート・ファウンデーション」に多額の寄付を行うことがわかった。
現在27歳のスウィフトは、2013年に当時ラジオ司会者だったデビッド・ミュラーとの写真撮影中に、スカートの下から体を触られたとしてミュラーを提訴。米コロラド州デンバーで行われた裁判で8月14日(現地時間)、スウィフトの希望通り賠償金1ドルの支払いがミュラーに命じられた。スウィフトは勝訴後、「性的虐待を受けた女性のための組織に寄付をしたい」と声明を発表していた。
そして寄付先のひとつとして最初に選んだのが、女優マリシュカ・ハージティが設立した「ジョイフル・ハート・ファウンデーション」。具体的な金額は明らかになっていないが、「性的暴力を終わらせるための運動に、惜しみなく投資してくれた」と同団体のCEOマイリー・ザンブト氏は米ハフィントンポストに語っている。
同団体の代表であるハージティも、「自分の体験を公にするというテイラーの行動と決断が、ほかのセクハラ被害者たちを力づけるだけでなく、彼女たちの団結につながることを願っています」と明言。ハージティは人気テレビシリーズ「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」に主演しており、スウィフトの友人が総出演した「Bad Blood」のミュージックビデオにも参加していた。
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