哀川翔の次女・福地桃子、映画初主演!太鼓奏者の女子高生役「成長できるよう頑張りたい」
2017年8月12日 06:00

[映画.com ニュース] 哀川翔の次女で女優の福地桃子が、2018年公開予定の「あまのがわ」で映画初主演を務めることがわかった。映画出演自体も初だが、主演という大役。かつては祭りの太鼓奏者だったが、現在は母との不仲が原因で心を閉ざしてしまった女子高生・琴浦史織を演じる。
近年はバラエティ番組への出演が目立つ福地が、女優としての本格的な活動を開始する。「新たな挑戦ということで嬉しい気持ちや楽しみな事もたくさんありますが、初めての事だらけで、正直今は不安な気持ちでいっぱいです」と胸中を吐露。それでも、「初めてだからこそ新しい発見は必ずあると思うので、この作品を通して成長できるように頑張りたいです」と真摯に語った。
物語は、神秘の島と称される鹿児島・屋久島が舞台。祖母から教わった太鼓の演奏を楽しむ女子高生・史織は、人工知能の研究者である母・聡美の厳しいしつけに耐えかね、心を閉ざし不登校になってしまう。祖母の入院をきっかけに、屋久島にひとり旅立つことになり、道中で出会った人々や“分身ロボット”との交流を通じ新たな自分を発見していく。
主演決定にあたり、福地は「びっくりしすぎて不思議な気持ちになりました。そもそもオーディションが印象的でした」といい、「会場はもちろん緊張感がありますが、その中でひとりひとりと真剣に向き合ってくださっているのがすごく伝わってきて、それがとても心強くて、なんだか嬉しくて」と振り返る。
ひとりの女子高生の再生譚に挑むが、役づくりを「女子高生の時のことを思い出すところから始めています。『最近まで高校生だったのになあ~』と思うのですが、高校生の時の感受性はとても繊細で複雑で、ころころ変わる、どれもその時にしか感じられなかったものだなと今になって感じています」と明かす。そして観客に向け、「この映画を見て、普段あたりまえに過ごしている日常を見つめ直すきっかけになってもらえたらいいなと思っています。舞台となっている屋久島や、自然の魅力がたくさん詰まった作品になっています。ご家族やお友だちなど、大切な方と一緒に見ていただきたいです」とメッセージを寄せている。
「あまのがわ」は、「ノー・ヴォイス」の古新舜監督がメガホンをとり、17年11月に屋久島、種子島、鹿児島市内、東京都内で撮影。公開は18年下半期を予定している。
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