「あしたはどっちだ、寺山修司」“幻の市街劇”を迫うドキュメンタリー冬公開
2017年8月5日 09:00

[映画.com ニュース] 1960年代から時代を挑発する作品を発表し続け、47歳の若さで死去したマルチクリエーター、寺山修司が計画していた“幻の市街劇”を通して、 寺山の最後のメッセージに迫るドキュメンタリー「あしたはどっちだ、寺山修司」が今冬公開することが決定、予告編がお披露目された。
監督は70年代から寺山の実験映画や演劇の影響を受け、自主製作映画に没頭したという相原英雄。演劇実験室「天井棧敷」で演劇による革命を標榜した寺山は、1975年に東京都杉並区一帯を使い、30カ所で30時間にも及ぶ市街劇「ノック」をゲリラ的に敢行した。関係者のインタビュー、そして、最後に計画していた幻の市街劇の存在から、寺山の知られざる企みを追う。
相原監督は、「けっして固い歴史物や偉人伝ではありません。ミステリーを見るように謎解きを楽しんでください。寺山世界を楽しんでいただきたいのです。心に残るなにかを発見できると確信しています。価値観を転倒させ、意識に革命を起こす寺山スピリッツは、今でも十分、魅力的です」とコメントを寄せている。
「あしたはどっちだ、寺山修司」今冬、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

クレイジーすぎてヤバい映画
【みつけました】超大作をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…ってどんな映画!?
提供:Henge