長瀬智也、20年ぶり共演の大竹しのぶに「全然変わらない」も「変わっているだろ」に苦笑
2017年7月4日 15:25
[映画.com ニュース] 「TOKIO」の長瀬智也が主演するTBSの連続ドラマ「ごめん、愛してる」第1話の先行試写会と舞台挨拶が7月4日、都内で行われた。
長瀬にとっては1年半ぶりの連ドラ主演で、ラブストーリーは実に約20年ぶりとなるが、「誰からも愛されない孤独な男ですが、僕も独り身の男として孤独の時間を考えることがある。愛への考え方も変わっているし、昔だったら考えないようなこともあってひとつひとつが重く感じている」と充実した表情。「愛を最後まで表現していきたい。この夏は、涙で体を冷やしていただきたい」と自信のほどをうかがわせた。
母親役の大竹しのぶとも約20年ぶりの共演で、「全然変わらない」と称えた。だが、大竹から「変わっているだろ」とツッコまれると苦笑し、「優しく大きな愛で包んでくれる方ということですよ。当時のいろんなことを思い出しながらやっています」と釈明した。
これには大竹も納得の笑顔で、「切ない愛の物語ですけれど、現場では長瀬くんを中心にバカばっかり言っています。スタッフもアホばかりで、30日連チャンという強行スケジュールの中、長瀬くんが盛り上げてくれて楽しくやれています」と“息子”を絶賛。「このまま夏の終わりまで突っ走っていきたい」と意欲を語った。
ヒロインの吉岡里帆は、「キャラクターの中でも一番着替えている役ですね。等身大の女の子のファッションを楽しんでいて、スタイリストさんに感謝です」と笑顔。だが、特にワイドパンツが多いため、長瀬が「あのドカンは、はやっているの? 男から見たらドカンにしか見えない」とからかい気味に指摘。吉岡は、「ひどい。もうドカンでいいです」とむくれていた。
「ごめん、愛してる」は、韓国の同名ドラマが原作。養護施設で育ち韓国の裏社会に身を置く岡崎律(長瀬)が、仕事でソウルに来ていた三田凛華(吉岡)を助けたことをきっかけに自身を捨てた母(大竹)を探し愛を希求する姿を描く。7月9日スタートで、毎週日曜午後9時からオンエア。ほかに坂口健太郎、大西礼芳、池脇千鶴らが共演する。