杉本彩、ペット業界描く漫画に協力し動物愛護を訴え「起こっている事実を直視して」
2017年6月5日 15:10

[映画.com ニュース] 女優の杉本彩が作品協力した漫画「しっぽの声」の連載が6月5日、コミック誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館刊)でスタート。杉本は同誌の中熊一郎編集長とともに都内で会見を行った。
25年以上前から動物愛護の活動を続け、「動物環境・福祉協会Eva」の理事長も務める杉本が、虐待や飼育放棄などペット業界の実態を描く作品の内容に共鳴。編集部の依頼を快諾し、「動物を守るには、社会の根っこを変えなければいけない。そのためには啓発活動は大事で、共に声を上げて力に変えていく必要がある。それを日本の文化である漫画を通してできることは、ものすごく大きな力になる」と意欲を語った。
原作は夏緑、作画はちくやまきよし両氏の、小栗旬主演でドラマ化もされた「獣医ドリトル」のコンビ。杉本はペットの流通にまつわるさまざまな事例を提供し、ネーム(下絵)の段階からリアリティーを追求するためのさまざまなアドバイスを送っているという。「待ちに待った」という第1話については、「ペットの痛み、苦しみ、叫びが胸に響いた。ドラマティックに描いてはいますが、起こっていることは事実。直視していただきたい」と訴えた。
来年には動物愛護管理法などの改正を控えていることもあり、「年間ものすごい数のネコが流通していますが、その過程で半分は死んでいく。そういう背景を見つめれば、単純にかわいいではなくなる。すべての政治家、官僚に読んでいただきたい」と力説。編集部も「終わりは決めていません。読者の支持がある限り続けていきます」と宣言していた。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
【アマプラ11月配信まとめ】小栗旬「フロントライン」、菅田将暉「ミステリと言う勿れ」、アニメ「藤本タツキ 17-26」が見放題配信!
2025年10月31日 10:00
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ