加藤浩次、秋元才加ら特殊メイクで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を完コピ
2017年5月8日 19:00
[映画.com ニュース] 米話題作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」の3D日本語吹き替え版プレミア試写会が5月8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、声優を務めた山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が舞台挨拶に出席した。
声優陣はこの日、それぞれが演じたキャラクターを完全コピーして会場を沸かせた。凶暴なアライグマのロケット役の加藤、小さな木のヒューマノイド、ベビー・グルート役の遠藤、触角を持ち相手の感情を読み取るマンティス役の秋元は、「1時間半くらいかかった」(加藤)という本格的な特殊メイクを施して登場。主人公ピーター・クイル役の山寺だけは、もみあげを描き足すのみだったため「3分で終わった」と告白。苦労した様子の加藤は「全然楽でしたね!」と恨み節だった。
今作の見どころについて山寺は、「青春の音楽がたくさんかかっています。もちろん僕らの世代もですが、若い世代もかつてこんなヒット曲があったのかと新鮮に聞けると思う。それが映画のシーンをさらに楽しくしてくれている」と力説。加藤は、“僕はグルート”という言葉だけで会話をするベビー・グルートとロケットのやり取りに注目してほしいと語り、遠藤が「僕はグルート」と言うと、映画さながらに「早く帰りたい」と訳して会場の笑いを誘っていた。
また、これまでマーベル作品を見たことがなかったという秋元は、「女性のキャラクターもすごく活躍していますし、ヒーローものを今まで見る機会がなかった女性の方も、笑いありで軽い気持ちで見ていただける作品」と太鼓判。遠藤は「グルートがオープニングですごくかわいらしく踊っているじゃないですか。あのモーションピクチャーは監督がやったんですって」とトリビアを披露していた。
最後に加藤は、ガーディアンズの面々が2018年公開予定の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー(原題)」へ参入することを受け、「僕もいろいろやらせてもらえることになると思うんですけど、不祥事には気を付けたいですね! 不倫とタクシーには気を付けましょう!」と呼びかけ、キャスト陣を苦笑いさせていた。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」は、正義や平和とは無縁の無法者たちが、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”として悪と戦う姿を描いた。5月12日から全国で公開。