玉山鉄二&谷原章介&渡部篤郎、貫井徳郎原作ドラマ「犯罪症候群」で共闘!
2017年2月28日 07:00

[映画.com ニュース] WOWOWと東海テレビが初タッグを組み、作家・貫井徳郎氏による3部作の小説“症候群シリーズ”をテレビドラマ化した「犯罪症候群」が4月から放送されることが決定し、玉山鉄二、谷原章介、渡部篤郎がメインキャストとして参加していることがわかった。
本作は、“症候群シリーズ”の「失踪症候群」「誘拐症候群」を基にした「Season1」と、「殺人症候群」をベースにした「Season2」で構成。警察組織が扱いにくい難事件を超法規的手段を行使してでも解決に導く“特殊任務”を担当することになった元刑事・武藤隆(玉山)、武藤の親友で現役刑事の鏑木渉(谷原)、“特殊任務”の指揮を執る冷徹な男・環敬吾(渡部)の生きざまを通じて“復讐の是非”を問う社会派サスペンスだ。
「Season1」では、かつて未成年者に妹を殺されながら復讐することを選ばなかった武藤が主人公の物語が展開し、「Season2」では、武藤の妹と交際していた鏑木が一線を越えた復讐に囚われていく様に焦点を当てる。深い友情で結ばれていた武藤と鏑木が復讐を巡って互いの決意に葛藤し、苦しみながら、やがて悲劇的な結末を迎えるまでを描く。
NHK連続テレビ小説「マッサン」以来2年ぶりに地上波連続ドラマで主演を務める玉山は「原作の第1作が発表されてから20年以上経つそうですが、小説の中で起きる事件は現代で起きてもおかしくないものばかり。まるで“予言の書”のような物語」と貫井氏が紡いだストーリーの奥深さに驚嘆。一方、谷原は「罪を取り締まる側のモラルが試されます。同じ罪に相対した時登場人物たちは各々違った向き合い方をしていき、そこに人間の切なさ、業のようなものを感じます」と本作のポイントを説明している。
「今まで映画、ドラマにならなかったのが不思議なくらいです」と原作を評する渡部に対し、貫井氏は何度も映像化の話があったものの「お茶の間で見るドラマとしては、テーマが重すぎるせいでしょう」と理由を明かす。そして「それを今回、果敢にも実現させようという制作スタッフの意気込みに打たれました。おそらくは、見た人の胸にいつまでも刺さって残り続けるドラマになるのではないでしょうか」とコメントを寄せている。
「犯罪症候群」の「Season1」(全8話)は、4月8日から毎週土曜午後11時40分に東海テレビの「オトナの土ドラ」枠で放送、「Season2」(全4話)は、6月11日から毎週日曜午後10時にWOWOWの「連続ドラマW」枠で放送予定。
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