ジャレッド・レト、史実に基づくクライムスリラーで劇映画監督デビュー
2017年2月20日 12:00

[映画.com ニュース] 米俳優のジャレッド・レトが、パトリシア・ハースト誘拐事件を基にしたクライムスリラー「77(原題)」で、劇映画監督デビューを果たすことがわかった。米メディアが報じている。
パトリシア・ハースト誘拐事件は、1974年2月4日に起こったアメリカの新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの孫娘パトリシア・ハーストが、左翼過激派シンバイオニーズ解放軍(SLA)に誘拐された事件。その後、同年4月15日にSLAが銀行を襲撃した際に、犯行グループとともにライフル銃を持つパトリシアの姿が防犯カメラに収められ、世間を騒然とさせた。逮捕されたパトリシアには懲役35年の判決が下ったが、ジミー・カーター大統領による特別恩赦と保釈金を支払うことで77年に仮釈放されている。
映画は、パトリシア奪還を目指す2人の警察官を描き、同時に警官殺しや汚職、陰謀を明るみに出していく。「L.A.コンフィデンシャル」で知られる作家ジェームズ・エルロイがオリジナル脚本を執筆し、Netflixオリジナルドラマ「ナルコス」や「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」で知られるデビット・マシューズが改訂した。
レトはこれまで、第37回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞(ドキュメンタリー部門)を獲得した「Artifact(原題)」や「Great Wide Open(原題)」、バーソロミュー・カビンス名義でミュージックビデオやコマーシャルを監督。その手腕が評価されているが、劇映画の監督は今作が初となる。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ