ヒュー・ジャックマン新作の撮影現場で火事 エキストラの元消防士が活躍
2017年2月17日 12:00
[映画.com ニュース]ヒュー・ジャックマン主演映画「The Greatest Showman(原題)」の撮影現場で2月12日の早朝(現地時間)、火事が発生していたことがわかった。負傷者はいないという。
米ピープル誌によれば、本作を製作する米20世紀フォックスの代理人が「小さな火事があった」と認め、「火事発生時には、主要キャストはすでに撮影を終えていた」と声明を発表したという。
火事が発生したのは米ニューヨークのブルックリン海軍工廠(こうしょう)。燃え盛る建物から主人公が脱出するというクライマックスシーンの撮影中だったと、米ニューヨーク・ポストは報じている。エキストラとして現場に居合わせた元消防士5人が、消防隊100人が出動するまでの間、小道具のホースを使って消火活動にあたったようだ。目撃者は「ものすごい炎だった。助燃剤を使いすぎたのか、建物全体が焼け落ちていた」と同紙に証言している。
映画は、「地上でもっとも偉大なショウマン」と呼ばれたエンターテイナー、P・T・バーナムの生涯を描く伝記ミュージカル。ジャックマンがバーナムを、その助手フィリップ役をザック・エフロンが演じる。その他、ミシェル・ウィリアムズやレベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤが共演する。全米公開は、2017年12月25日予定。