「アトム ザ・ビギニング」に中村悠一、寺島拓篤、井上雄貴 若き日の天馬博士ら演じる
2017年2月6日 23:30

[映画.com ニュース] [映画.com ニュース] 月刊「ヒーローズ」(ヒーローズ刊行)で連載中の漫画を原作とするテレビアニメ「アトム ザ・ビギニング」に、「マクロスF」の中村悠一、「創聖のアクエリオン」の寺島拓篤、「少年ハリウッド ‐HOLLY STAGE FOR 49‐」の井上雄貴が出演することが決定した。
「アトム ザ・ビギニング」は、故手塚治虫さんの代表作「鉄腕アトム」の主人公ロボット・アトムが誕生するまでの物語。大災害に見舞われた近未来の日本を舞台に、のちにアトムを作りあげることになる天才科学者・天馬午太郎と、アトムのよき理解者となるお茶の水博志の友情と対立や、めざましい進歩を見せる人工知能搭載の人型ロボットの活躍と変容が描かれる。
中村は、練馬大学の第7研究室でロボット研究を行う天才肌の大学院生・午太郎役を担当し、「『鉄腕アトム』、作品を見たことはなくとも一度は名前を聞いたことがあるタイトル。僕自身も原作漫画やアニメを見ていた世代ではないのですが、アトムの容姿は当然頭に浮かびます。そのアトムが生まれる前のお話、想像するだけでもワクワクしてきませんか? 2017年の大仕事のひとつとして、精一杯演じさせていただきます」と意気込みを語っている。
寺島は、時に暴走しがちな午太郎をフォローする、優しく親しみやすい性格のお茶の水を演じ、「あのお茶の水博士の声を自分が担当することになるなんて、いまだに信じられません! 若き日の、科学を愛し未来を夢見る、エネルギーに溢れた博志を、精一杯演じたいです」と驚きと喜びのコメント。天馬とお茶の水が生み出したロボット・A10シリーズの6号機で、「ベヴストザイン・システム」を搭載し、自我を与えることが自律行動につながるという考えにもとづき開発・改良が重ねられているというA106(エーテンシックス)に息吹を吹き込む井上は、「決定の知らせを聞いた時は本当に嬉しかったです。シックス=後の鉄腕アトムだと明言されているわけではありませんが、鉄腕アトムの誕生に間違いなくつながっていくであろう大役を、まだ声優経験も浅い自分が任されたということに、真摯に向き合って挑戦して行きたいと思います」と話している。
なお、中村と井上は、3月26日に大型アニメイベント「AnimeJapan 2017」内オープンステージで開催される「AnimeJapan 2017『アトム ザ・ビギニング』放送直前スペシャルステージ」への参加も決定している。両名が作品の魅力を語る同ステージは、午前10時40分開演予定。
「アトム ザ・ビギニング」はNHK総合テレビで今春放送予定。
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