トム・ハンクス、ロバート・デ・ニーロらが「大統領自由勲章」受章
2016年11月24日 17:00

[映画.com ニュース] アメリカの文民最高位の勲章「大統領自由勲章」の授章式が11月22日(現地時間)、アメリカのホワイトハウスで行われ、俳優のトム・ハンクス、ロバート・デ・ニーロ、人気司会者のエレン・デジェネレスらが受章した。世界平和や文化、科学、スポーツ、政治など、多岐にわたる分野でアメリカの国益と保全に貢献した人物に贈られる。
バラク・オバマ大統領は、トラブルに巻き込まれる役柄の多いハンクスに対し、「決して一緒に旅行すべきではない」と冗談を飛ばして会場の笑いを誘いながらも、「実際のところ、彼はいつも現実世界で最高の役を射止めている。“良き人間”という役だ」と賛辞を贈った。
また、マフィア役で名をはせたデ・ニーロを「キャラクターがアイコニック」といい、デ・ニーロの本当の才能は、どのような役に対しても細やかな配慮をすることであると役作りを絶賛。さらに、まだセクシュアルマイノリティに対する偏見が色濃かった20年前に、築き上げたキャリアを危機にさらしてゲイであることをカミングアウトしたデジェネレスを、「LGBTコミュニティだけではなく、我々全員にとって重要なムーブメントを起こした」と称えた。
今回が自身の政権下で最後の「大統領自由勲章」授章式となったオバマ大統領は、「皆に感動をもらった」「多様な人材を誇るアメリカは、もっとも偉大な国です。素晴らしいアメリカを取り戻しましょう。互いの違いではなく、違いのなかにある共通点を共有することによってです。なんと素晴らしい贈りものでしょう」と挨拶した。今年はほかに、元プロバスケット選手のマイケル・ジョーダン氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、歌手のブルース・スプリングスティーンら21人が受章している。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ