「orange」花澤香菜、声優人生の挫折を告白「あんな棒読み、俺でも出来るって言われた」
2016年11月19日 17:50

[映画.com ニュース] テレビアニメ「orange」の劇場版「orange 未来」が11月19日、全国30館で公開初日を迎え、声優キャストの花澤香菜、山下誠一郎、古川慎、高森奈津美、衣川里佳、興津和幸が東京・TOHOシネマズ新宿での舞台挨拶に立った。
高野苺氏の人気漫画をテレビアニメ化した「orange」は、10年後の自分から「転校生の成瀬翔を好きになる。17歳の冬に翔が亡くなる」という内容の手紙を受け取った高校2年生の高宮菜穂が、運命を変えようと奮闘するSF青春作品。劇場版は、菜穂に思いを寄せていた須和弘人の視点から、テレビシリーズの後日譚を描く。
ストーリーとかけて「10年前の自分に手紙を出せるなら何を伝えるか」と問われた花澤は、「10年前、あまりアニメのアフレコの経験のないなかヒロインをやらせていただいた作品があって、それが放送されていた。役者仲間の男の子に『あんな棒読みだったら俺でも出来る』って言われた」と告白。客席から驚きの声が上がるなか、「それでも前向きにやっていたので、その時の自分に『お前は10年後、こんな素敵な作品に出合える。大丈夫だ!』って言ってあげたいです」と身を乗り出し、過去の自分にエールをおくった。
本作は、テレビシリーズの名場面をちりばめながら、高野氏書き下ろしの新作エピソードが展開される。脚本を読んだ感想を聞かれると、「これが見たかった!」(花澤)、「もやっとした気持ちで終わった部分が、ちょっと解消されているかもしれない。面白かったですよ」(興津)、「すごくいい話でした」(古川)と太鼓判を押した。
また本作のポスターは、菜穂、翔、須和の3人しか描かれていないという話題があがると、「須和は俺たちのことを見てくれていないんじゃないか(笑)。あのポスターが出た時、大分ざわざわ……」(興津)、「そういえば私たちって出ますか!?」(高森)、「ちょい役かもしれないよ(笑)」(衣川)とクレームが殺到。すかさず花澤が「出てなかったらここにいないでしょ!」とツッコミを入れ、場内を爆笑させた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト級”の絶賛、多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)