写真界の巨匠ロバート・フランクのドキュメンタリー公開
2016年11月9日 06:00

[映画.com ニュース] 1960年代以降のアメリカの写真・アート界に大きな衝撃を与えた写真集「アメリカンズ」で知られる、巨匠ロバート・フランクの知られざる人生に迫る初のドキュメンタリー「アメリカンズ ロバート・フランクの写した時代」が、2017年4月に公開する。
11月9日に92歳を迎えたフランクは、1924年スイスのチューリッヒに生まれ、47年に単身渡米。ファッション写真家として活躍の後、58年にパリで出版し、ジャック・ケルアックが序文を寄せた写真集「アメリカンズ」で国際的にその名を知られるようになる。60年代からは映画にも活動の幅を広げ、アレン・ギンズバーグを始めとするビートニクの作家たちを映した「プル・マイ・デイジー」、ローリング・ストーンズの北米ツアーに同行した「コックサッカー・ブルース」、トム・ウェイツやジョー・ストラマーも出演した「キャンディ・マウンテン」などを監督している。
本作は、そうそうたるアーティストたちに敬愛されるフランクの遺産を残そうという思いから、数々の貴重な映像や各時代の空気を伝える豪華な音楽を収録。ローラ・イスラエル監督が、フランクが見つめた時代を綴っていく。
11月11日から、フランクが、アートブックなどを手掛けるドイツ・シュタイデル社の創業者ゲルハルト・シュタイデルとともに企画し、自身の活動を振り返る展覧会が東京芸術大学大学美術館陳列館で開催される。「アメリカンズ ロバート・フランクの写した時代」は、17年4月から、Bunkamuraル・シネマほか全国で順次公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス