宇宙に1年滞在したNASA宇宙飛行士の半生が映画化
2016年9月28日 17:00

[映画.com ニュース] 国際宇宙ステーション(ISS)での約1年にわたる任務を終え今年3月に地球に帰還した、米航空宇宙局(NASA)スコット・ケリー宇宙飛行士の回顧録が、米ソニー・ピクチャーズで映画化されることが決定した。
2015年3月から340日間という長期滞在のミッションに参加したケリー氏は、1回の宇宙滞在における米飛行士の最長記録を更新。過去3回の飛行も含めると宇宙滞在は通算520日となり、こちらも米飛行士の最長記録を塗り替えた。今回のISS滞在中には、宇宙から見た地球の姿をTwitterやInstagramに多数投稿し、その美しい写真が大きな話題を呼んだ。現在はNASAを退局している。
マーガレット・ラザルス・ディーンが執筆する回顧録「Endurance: My Year in Space」は、17年11月に米国で出版予定。その1年以上前から映画化権の争奪戦が繰り広げられたことに、関心の高さがうかがえる。米ハリウッド・レポーター誌によれば、映画ではエイミー・パスカルとエリザベス・カンティロン、レイチェル・オコナーが製作を務め、ケリー氏本人と双子の兄で同じく宇宙飛行士のマーク・ケリー氏が共同製作総指揮として携わるほか、マーク氏の妻で元下院議員のガブリエル・ギフォードと原作者のディーンがコンサルタントを務めるという。
回顧録では、ケリー氏の成績不振だった学生時代の悩みから、海軍テストパイロットの訓練、宇宙飛行士になるための兄弟間の熾烈な競争がつづられ、偉業はもちろんのこと、直面した試練や苦難、家族が地球上で経験した歓喜や悲劇がつまびらかになるようだ。
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