松田龍平、2週間のハワイロケも海は満喫せず「万年床でグダっとしていた」
2016年9月17日 17:35

[映画.com ニュース] 芥川賞作家・故北杜夫さんの児童文学を山下敦弘監督が映画化した「ぼくのおじさん」が9月17日、東京・台東区で開催中の「第9回したまちコメディ映画祭in台東」のオープニング作品として上映され、主演の松田龍平、共演の大西利空くん、企画・脚本の須藤泰司が東京・浅草公会堂での舞台挨拶に出席した。
理屈をこね、万年床で漫画ばかり読んでいるおじさん(松田)のだらしない日常と恋を、おいっ子の小学生・春山雪男(利空くん)の目線で描く。おじさんはハワイの日系4世・稲葉エリーに一目ぼれする設定で、撮影は2週間のハワイロケを敢行。期間中、利空くんは海を満喫したそうだが、松田は「僕も誘われたんですが、部屋の万年床でグダっとしていました」と、役どころ同様ぐうたらな生活を送っていたことを明かした。
またワールドプレミア上映となったこの日、観客の温かい拍手で迎えられた松田は「初めてお客さんに見ていただいて、待っている間も笑い声がたくさん聞こえて本当に幸せでした」と満面の笑顔。劇中では狂言回しに加えツッコミ役を担った利空くんも、「2回くらいしか映画に出たことがないですが、こういう大きな役をやらせてもらえて嬉しいです」と充実の面持ちだった。
さらに利空くんは、ハワイでの思い出を「ハワイ島の溶岩地帯で撮影したのが一番楽しかった」と振り返る。「一面真っ黒で、途中途中の穴に仏様のような形の岩があった」と大人顔負けのコメントで客席を驚かせていた。「ぼくのおじさん」は真木よう子、戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎、戸田恵梨香らが共演する。11月3日から全国で公開。
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