芳根京子、次期朝ドラ「べっぴんさん」に意欲「初めて鹿が立ったような姿見せたい」
2016年9月5日 19:20

[映画.com ニュース] 10月からスタートするNHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」の会見が9月5日、東京・渋谷の同局スタジオで行われ、主演の芳根京子、共演の生瀬勝久、子役の渡邉このみちゃんが出席した。
95作目の朝ドラは、子ども服ブランド「ファミリア」の創業者・坂野惇子氏をモデルに、戦後の焼け跡のなかで服作りにまい進するヒロイン・坂東すみれ(芳根)の人生を描く。5月末から兵庫・神戸でクランクインしており、芳根は第1週が完成した感想を「やっと(すみれに)会えた」と話し、「やっと皆さんに見ていただけるというのがすごく嬉しく、不思議な気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。
4月から約1カ月間にわたり裁縫、所作、関西言葉の稽古を積んだ芳根は、「亡くなった祖母が裁縫の先生で、夏休みの自由研究では一緒に裁縫をしていました。祖母にも見て欲しかったです」としみじみ。すみれの幼少期に扮したこのみちゃんに目を向けると、「このみちゃんが作ってくれたすみれを絶対壊したくない、引き継いでいきたいという思いがあった」といい、「初めて鹿が立ったような、こんなにも頑張っているという姿を見せていきたいです」と成長物語への注目を促した。
一方で、すみれの父・坂東五十八を威厳たっぷりに演じた生瀬は、「若い人たちのなかで、自分が皆のお手本にならなければいけない」と決意新たに。そんな様子に、芳根は「2週目に、生瀬さんと2人でお芝居するシーンがあります。『深く考えすぎず、すみれの思いをお父様に伝えて』と言ってくださったことが印象的。考えすぎていた部分もあったので、リハーサルのことも一度忘れてお父様にぶつけたら、監督さんに『すごく良かった』と言っていただいた」と感謝を示したが、生瀬は「あまり覚えていない……。すごく恥ずかしい、偉そうなこと言いましたね」と苦笑いを浮かべた。
それでも生瀬は、ギラン・バレー症候群を克服した過去を持つ芳根に対し、「京子ちゃんの生き方に非常に感化されています」と明かす。「大病もされたので死生観も持っていて、いろんなことにチャレンジしている。現場では俳優としてお芝居を戦わせています」と信頼感をにじませた。
また、すみれの母・坂東はな役の菅野美穂の熱演も見どころ。共演の多かった生瀬は「大河撮影中の旦那様(堺雅人)から『妻をよろしく』とメールをもらいました。『任せとけ』と返しました」と告白し、報道陣に「良いネタでしょ」とドヤ顔を見せていた。「べっぴんさん」は、10月3日からNHKで放送開始。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)