米イェール大学の秘密結社「スカル&ボーンズ」のドラマ、R・ライナーが制作
2016年8月18日 21:00
[映画.com ニュース] 「ア・フュー・グッドメン」「恋人たちの予感」のロブ・ライナー監督が、名門米イェール大学の秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」を舞台にしたドラマ「The Tap(原題)」を制作することがわかった。米Deadlineによれば、米USAネットワークがこのほど同作のパイロット版制作にゴーサインを出したという。
1832年に設立された「スカル・アンド・ボーンズ」(Skull and Bones=頭蓋骨と骨)は、アメリカで最も有名な秘密結社。ジョージ・ブッシュ父子をはじめとする“パワーエリート”を多く輩出したことで知られている。
「ロイヤル・ペインズ 救命医ハンク」のアンドリュー・レンチュースキーが脚本を執筆した「The Tap(原題)」は、反戦運動や人権運動が活発に行われ、初の女子学生が入学してきた1969年頃のイェール大学が舞台。「スカル・アンド・ボーンズ」入りを目指す野心的かつ保守的なジェイ、フェミニストのミシェル、人種問題よりも勉学に集中したいグロリアら、自らのアイデンティティを探し求める学生たちの姿を描く。
ライナーとレンチュースキーが共同で制作総指揮にあたる。キャストは未定。