宇宙好きの篠原ともえ、深田恭子と天体観測「宙パーティしてます」
2016年7月28日 19:30

[映画.com ニュース] 東京・六本木の森美術館で7月30日から開催される「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」のイベントが29日、同所で行われ、同展のオーディオガイドナレーションを務めるタレントの篠原ともえが同館館長の南條史生氏とトークを行った。
天文宇宙検定3級を持ち、天文学に関する雑誌連載やラジオ番組パーソナリティを務めるなど、自他共に認める天体好きの篠原は「この前も望遠鏡をセッティングして、深田恭子ちゃんと月を眺めました。宙(そら)パーティしてます」と、日常的に天体観察を楽しんでいるそう。トム・サックス氏の「ザ・クローラー」、AIBOデザイナーとしても知られる空山基氏の「セクシーロボット」など作品を鑑賞し、展覧会の感想を「六本木に宇宙の入り口ができたと思った」と満足げに語った。
個性的な洋服やグッズのデザインでも知られる篠原は、この日、自身がデザインした星座柄の手作りの浴衣姿で登場。展示品のひとつである、富山県に落ちた隕石で作られた日本刀の話題から、隕石で何を作りたいかと問われると「次の世代に渡せるような和のものをデザインしたい」と創作意欲を見せ、さらに「隕石の婚約指輪もいいな」とにっこり。「星型のダイアモンドを入れたりね」と南條館長もイマジネーションを膨らませていた。
南條館長は本展のテーマを「人間はどこから来てどうなって、どこへ行くのかという問いを広げ、また、人間が宇宙をどうやって見てきて、宇宙旅行もができるようになった今、人間は宇宙へどう出ていくのか、宇宙とは何かという質問に答える展覧会になっている」と説明した。
展覧会では、隕石や化石から、レオナルド・ダ・ビンチやガリレオ・ガリレイの天文学手稿、貴重な天文・科学の初版本、曼荼羅や日本最古のSF小説といわれる「竹取物語」絵巻、そして現代アーティストによるインスタレーションや宇宙開発の最前線に至るまで、ジャンルを超えた出展物約200点が、4つのセクションに分かれて展示される。
「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」の会期は7月30日から2017年1月9日まで。
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