寺尾聰、主演ドラマで共演の若手に金言授け飛躍を期待「家に帰るとグッタリする」
2016年7月14日 07:00

[映画.com ニュース] 俳優の寺尾聰が7月13日、主演するTBSの連続ドラマ「仰げば尊し」の会見を、共演の多部未華子、真剣佑、村上虹郎らとともに都内のホールで行った。
元サックス奏者の高校教師が、無名の吹奏楽部の問題児たちと正面からぶつかりながら全国大会を目指していく、実話に基づく物語。生徒役の若手俳優とは初共演で、「俳優という仕事は、年齢を考えないでやっている。実際はおじいちゃんと孫くらいの違いはあるが、それではドラマは成立しない。いつも自分が最前線だと思ってやっている」と強調した。
撮影の合間などには、その信念を若手にも伝えているそうで、「DISH//」のメンバーとして音楽活動をしている北村匠海は「寺尾さまと言わせていただきたい。芝居、音楽とも偉大な存在です」と最敬礼。佐野岳も、「体が動く方なので、今まではそれに頼る演技をしていた。今の精いっぱいを出しているけれど、まだ未熟でのびしろもあると思うので、最終回までには人間としても成長したい」と意欲を語った。
だが、寺尾の娘役の多部だけは「よくしゃべる方で、何を話したかを覚えていないくらい」と冗談交じりに告白。すると寺尾が、「最終的に取っておいた方がいいと思うものをそれぞれが取っておけばいい。だから家に帰るとぐったりする。しゃべらなくていいなら、これからはマイペースでやらせてもらいます」と応戦した。
撮影は第2話終了時点まで進んでおり、寺尾は「回を追うごとに、心を打つストーリーに仕上がっていくと思う」と手応えを感じている様子。そして、「ネクストのビッグスターがそろっている。皆、感受性が豊かで会うたびに変わったと感じている。こちらも負けちゃいけないと、とても刺激を受けている」と、若手の飛躍に期待していた。
会見にはほかに「E-girls」の石井杏奈、太賀も出席。「仰げば尊し」は7月17日スタートで、毎週日曜日午後9:00から放送。初回は25分拡大放送となる。
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