ヨガのルーツを探しにドイツ人監督が旅に出るドキュメンタリー「聖なる呼吸」予告
2016年7月8日 06:00
[映画.com ニュース] ヨガの起源に興味を持ったドイツ人監督が南インドを訪れ、近代ヨガの父と呼ばれるT・クリシュナマチャリアの軌跡をたどったドキュメンタリー「聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅」の予告編が公開された。
20世紀初頭のインドで少数の年配者や僧侶だけにしか知られていなかったヨガ。大学でヨガの実践と哲学を教えていたクリシュナマチャリアは、身体能力を高めるための古典ヨガを発展させた新たなヨガの方式を確立。それが現代ヨガの源流となった。映画監督ヤン・シュミット=ガレが、クリシュナマチャリアの高名な弟子や子どもたちを訪ね、直接レッスンを受ながらヨガの知識を深めていく。日本におけるヨガの第一人者、ケン・ハラクマ氏が字幕を担当した。
予告編では、シュミット=ガレ監督の出会いと体験の記録が、南インドの美しい風景とともに映し出される。一部の男性しか学べなかったヨガを、女性や子供にも門戸を開いたクリシュナマチャリアの実子と弟子が、師匠の功績、ヨガの極意を語るインタビューや、シュミット=ガレ監督が、呼吸法で心を静める姿、ポーズをとるのに苦労する姿などを切り取っている。
「聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅」は、9月3日YEBIS GARDEN CINEMAほか全国順次公開。