ジャニス・ジョプリンが家族への手紙で見せる素顔 ドキュメンタリー予告公開

2016年7月6日 17:30


ジャニス・ジョプリンの素顔に迫る
ジャニス・ジョプリンの素顔に迫る

[映画.com ニュース] 伝説的ロックシンガー、ジャニス・ジョプリンの素顔を紐解くドキュメンタリー「ジャニス リトル・ガール・ブルー」の予告編、ポスタービジュアルが公開された。

ジョプリンは、特徴的なハスキーボイスと圧倒的な歌で世界を魅了し、1970年に27歳の若さでこの世を去るまで激動の時代の象徴となった。本作は、ドキュメンタリー作家として手腕を振るうエイミー・バーグ監督が、家族、音楽仲間、恋人らの全面協力のもと、ジョプリンが生前に残した手紙などからひとりの女性としての素顔に光を当てる。

予告編では、アカペラ曲「ベンツが欲しい」にのせ、ステージや仲間と時間を過ごすエネルギッシュなジョプリンの姿が映し出される。映像の最後には、ジョプリンが家族に宛てた手紙によって、「今までの人生を振り返ると、故郷を出てよそへ移るたび失敗してる気がする。どうしてなの? 私はただ幸せになりたいだけなのに」など繊細な心の内が明らかになる。

ナレーションを担当したシンガーソングライターのキャット・パワーは、手紙に心を動かされたそうで「わたしも、故郷の南部を飛び出してきて、家族の中では変わり者の一人だった。ジャニスの手紙は、私自身が祖母に宛てて書いた手紙を思い出させたわ。自分が書いたものかと錯覚するくらいだった。彼女の最後の手紙を読むのは、本当に辛くて取り乱してしまった。でも、彼女が近くで私を励ましてくれていると思ったら、なんとか乗り越えることができたわ」とコメントを寄せている。

ジャニス リトル・ガール・ブルー」は、9月から全国で公開。

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