SKE、しゃちほこ、ボイメン…東海地方の人気グループメンバーが秦建日子の初監督作に集結
2016年5月30日 04:00
[映画.com ニュース] ドラマ&映画で人気を博した「アンフェア」シリーズの原作者としても知られる作家・秦建日子氏が映画初監督を務めた「クハナ!」に、東海地方を拠点とする人気アイドルグループのメンバーが、グループの垣根を超えて出演していることが明らかになった。
同作は、「アンフェア」「チェケラッチョ!!」をはじめ、数々の映画やドラマの原作小説、脚本を手がけてきた秦の映画監督デビュー作。地方創生を目的にオリジナルの脚本を執筆し、人口減少に悩む町の小学校に元プロジャズプレイヤーの教師が赴任してきたことから、子どもたちがビッグバンドジャズに挑み町の閉塞感を打破していく様子を、笑いや涙、音楽をふんだんに盛り込みながら描く。
伊勢志摩サミットでも注目を集めた三重県が舞台で、桑名市の北勢地区を中心に撮影を敢行。プロの役者陣に加え、総勢2000人の応募の中からオーディションで選出された東海地方の子どもたちが出演した。さらに、「SKE48」の大場美奈、「チームしゃちほこ」の咲良菜緒&秋本帆華、「BOYS AND MEN」の平松賢人と、いずれも東海地方を拠点とする人気グループのメンバーが顔をそろえている。
普段は映画の舞台の隣、愛知県の名古屋市栄で活動しており「出演できたのもいろいろなご縁だなと思いました」と語る大場は、「三重県だからこそ出る雰囲気がすごく懐かしさを思い出させる感じなので、ぜひ皆さんにもそれを実感して見てもらえたらなと思います」と映画についてコメントしている。
また、咲良は「初心者のわたしの気持ちを察してくれたのか、出演者の方が何回も台本合わせに付き合ってくれたり、アドバイスをくれたり本当に温かい空間で、撮影が終了する頃にはリラックスした自分がいました」と撮影を振り返る。さらに、「地元である東海地方の映画に携わることができてすごく嬉しい」(秋本)、「最初は混乱した部分もありましたが、すぐに共演者のみなさんと打ち解けることができて、楽しく演じることができました」(平松)と、それぞれ撮影を楽しんだ様子だ。
9月3日から、イオンシネマ桑名・津・東員・名古屋茶屋ほか東海地区で先行公開。10月、シネ・リーブル池袋ほかで全国公開。
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