「ドラクエ」生みの親・堀井雄二、巨大黒板アートのバルザックに”かいしんの一撃”!
2016年5月25日 18:00

[映画.com ニュース]人気RPGゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズをデザインした巨大黒板アートのモンスターが5月25日、シリーズの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏によって討伐された。シリーズ30周年と新作「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」の発売記念キャンペーンの一環で、ゲームになぞらえた「かいしんの一撃」」として、堀井氏がバルザックなどのモンスターを消した。
14メートルにおよぶ黒板アートは、画家のれなれな氏が約1カ月で完成させたもの。5月23日から東京メトロ丸の内線新宿駅メトロプロムナードで掲出されており、23~24日にTwitterで#DQH2をふくむツイートが5000を超えると、 ゲームアイテムである「ロトの剣」型の黒板消しでモンスターたちが一掃されることが発表されていた。
堀井氏は、完成度の高さに感心しきりで「(消してしまい)悪者だなと。忍びなかった」「もっとじっくり見ていたい」と名残惜しそうに眺めていたが、れなれな氏は「堀井さんに消していただけるなら。全部に愛を込めて描いた」と笑顔で語っていた。
堀井氏は、「30年間、感無量。よく続けてこられた。感謝の気持ちでいっぱい」と新作発表に満足げだった。「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」は、5月27日発売。
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