柄本明×森山未來ら共演ドラマ「宮崎のふたり」制作決定!新婚旅行の定番・宮崎をめぐる
2016年5月2日 12:00

[映画.com ニュース] 1960~70年代に新婚旅行の定番コースとして人気を博した、宮崎県が舞台のNHK BSプレミアムドラマ「宮崎のふたり」の制作が決定した。柄本明、森山未來、池脇千鶴、市毛良枝、原田美枝子らが共演し、5月に宮崎・宮崎市、日南市でオールロケを敢行する。
異国情緒あふれる風景が若者の憧れの的となり、全盛期には年間約37万組の新婚カップルが訪れた宮崎。ドラマでは、年月を積み重ねた夫婦が新婚旅行の地を再び旅する“もう一度、ハネムーン”を題材に、気難しい初老の男性が宮崎でのハネムーンに思いを馳せる姿を描いている。
定年退職した幸彦(柄本)は、新婚旅行で訪れて以来40年ぶりとなる宮崎に、ひとりやって来た。妻・京子(原田)から送られてきた謎のハガキを手に旅する幸彦は、宮崎生まれのタクシー運転手・詠介(森山)とその恋人・咲耶(池脇)に出会う。そして詠介&咲耶とともに宮崎の思い出の地をたどるなかで、幸彦はこれまで犠牲にしてきた妻との時間を取り戻そうとする。
脚本は、「リッチマン、プアウーマン」「失恋ショコラティエ」などで知られる安達奈緒子が執筆。音楽は大河ドラマ「篤姫」の吉俣良氏が担当し、ボーカルグループ「デューク・エイセス」による昭和歌謡の名曲「フェニックスハネムーン」が、劇中歌としてドラマに華を添える。
演出を手がけるNHK宮崎放送局のディレクター・北野拓氏は、「ドラマのテーマは、『戦後日本の叫び』です。高度経済成長を支えてきた男はとにかく踏ん張ってきた」と説明。さらに「そのなかで傷跡も残してきた。悪態をつく男の態度はすべてその裏返しである。男は孤独であり、居場所を失っている。妻・京子との間で埋められなかったもの、育んできたもの、残してきたもの……。そんな男の悔しさや思いが、かつて観光地として栄えた地方都市・宮崎の今とシンクロする」と語り、「ドラマ専門のスタッフばかりではなく、手作りではありますが、心に残る作品にしたいと思っております」と真摯なコメントを寄せている。
ドラマ「宮崎のふたり」は、10月19日の午後10時からBSプレミアムで放送。全1話。
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