陸前高田市の小中学生、タイ映画のバリアフリー音声ガイドを制作
2016年4月13日 08:00

[映画.com ニュース] 陸前高田市の横田小学校、中学校の児童と生徒が、アカデミー賞タイ代表に選ばれたタイの大ヒット映画「すれ違いのダイアリーズ」のバリアフリー音声ガイドの声優に挑戦した。
映画は学校での出会いをテーマにした物語で、配給会社ムヴィオラが、字幕に慣れていない小中学生や視覚障害者向けにバリアフリー音声ガイドの制作を企画、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の教育委員会と、同市の復興支援をするNPO法人陸前高田市支援連絡協議会Aid TAKATAの協力で実現したプロジェクトだ。
現在のバリアフリー上映の多くはオペレーターを派遣するシステムだが、場所と上映日時が限定されるため、本プロジェクトではスマートフォンなどにアプリをダウンロードすることで、バリアフリー音声が映像と自動的に同期され、オペレーターなしで全国いつでもどこでも鑑賞できる上映方式新サービスUDcastを導入する。
現在、全国でのバリアフリー版上映と、被災3県の小中学校への無料貸し出しをめざし、クラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/opened/5951)を実施中。5月6日にはニティワット・タラートーン監督が来日し、バリアフリー音声ガイド上映素材完成披露試写会が陸前高田市コミュニティホールで行われる。
「すれ違いのダイアリーズ」は、5月14日からシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国順次公開。
(C)2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.
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