森林破壊を批判したディカプリオ、インドネシア入国禁止か?
2016年4月6日 17:00

[映画.com ニュース] 米俳優レオナルド・ディカプリオがインドネシアへの入国禁止になるかもしれないと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
環境問題をライフワークとしているディカプリオはこのほど、インドネシアのスマトラ島北部にあるグヌン・レウセル国立公園を訪問。その際、インスタグラムで「パーム・プランテーションの拡大が森林を破壊しており、象たちの重要な通り道を分断している」と、パーム油の業者による環境破壊を指摘。さらに、「ここは世界有数の多様性の中心地だが、プランテーションの拡大によって貴重な場所が破壊されている」と訴えた。
これに対し、インドネシア法務人権省の入国管理局の広報担当は「もし彼がソーシャルメディアで煽動や挑発的なコメントを続けるのであれば、インドネシアに入国できないようにブラックリストに載せることができる」と声明を発表。世界有数のパーム油の輸出国として知られるインドネシアは、ディカプリオの発言を問題視している。それでも、「われわれはグヌン・レウセルのエコシステムを守るための努力をしている」と、環境への配慮を怠っていないとアピールすることも忘れなかった。
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