神谷浩史「夏目友人帳」第5期の不安材料は加齢!?
2016年3月26日 23:00

[映画.com ニュース] 人気テレビアニメ「夏目友人帳」の第5期「夏目友人帳 伍」のトークイベントが3月26日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2016」で行われ、声優キャストの神谷浩史と井上和彦が出席した。
累計発行部数1100万部を超える人気漫画が原作。妖怪を見ることができる高校生・夏目貴志が、祖母レイコが妖怪を子分とする証にその名を書かせた「友人帳」を引き継いだことから、自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生とともに妖怪たちへ名前を返していく姿を描く。
第4期「夏目友人帳 肆」から4年ぶりの新シリーズとなるため、夏目役の神谷は「ありがたいの一言に尽きますね。2期とかは聞いたことはありますが、5期となると僕の経験上聞いたことがなく、初めてのことなので、どう受け止めていいか分からなかった。でも、今は単純に嬉しいです」と喜びを明かす。
一方、ニャンコ先生役の井上は「僕は妖怪の役なのでいいけど、問題は神谷君が4年経ってるので、どうなるのかなっていうね」と不安材料を指摘し、「大人になっちゃいましたから」とプレッシャーをかける。一方の神谷も、「40歳越えちゃいましたから。夏目はまだ高校生の時間を生きていますからね」と同調し、「ずっと『夏目』を支えてくれたスタッフが再集結するので、なんの不安もないのですが、不安があるとすれば自分の年齢的なところ」と苦笑いを浮かべていた。
実際に夏目の声を間違ってしまったことがあるそうで、神谷は「『参』につながった時に久しぶりに夏目の声をやったら、1期のスタッフに『神谷さん(声が)違いますよ!』って言われたんです。『ちょっと待ってよ、すごい若くやったよ』って思ったんですけど、『夏目はそんなに若くないです』って言われた(笑)」と告白。「年齢感としては若いキャラクターですが、他の17歳とは違った経験をしているので、ある程度しっかりしたキャラクターだし、あんまり子どもじゃない。若々しさを意識したキャラクターではないんだと気づいた」といい、そのうえで「夏目というキャラクターを、改めて自分のなかに作って5期に臨めたらなと思っています」と表情を引き締め、意欲を述べた。
前シリーズの監督を務めた大森貴弘が総監督、OVA「夏目友人帳 いつかゆきのひに」を手がけた出合小都美が監督を務める「夏目友人帳 伍」は今秋から放送開始。
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