「スクラップスクラッパー」メインキャストが応募者数約400人の中から決定
2016年3月18日 17:00

[映画.com ニュース] 5人の新人監督たちが立ち上げた「FILM5」(「FILM FIVE」から表記変更)プロジェクトのオムニバス長編映画「スクラップスクラッパー」のワークショップオーディションがこのほど終了し、メインキャストが決定した。
「FILM5」プロジェクトは、文化庁の委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2014」に選出された飯塚俊光、加瀬聡、草苅勲、羽生敏博、吉野耕平の5監督が再結集し、エンタテインメント映画を目指したオリジナル作品「スクラップスクラッパー」を制作するもの。同作は、スクラップ工場を主な舞台に、ダメ人間たちの様々なドラマをコメディ、ヒューマンドラマ、サスペンス、エロスありの1本のオムニバス長編映画として描く。
応募総数約400人の中から選抜された120人で開催されたワークショップオーディションの結果、各エピソードのメインキャストは、飯塚監督「美人局、さゆり。」に東龍之介と青山夕夏ら5人、加瀬監督「V」に万田祐介と鈴木コウヤら7人、草刈監督「to be or」に伊藤武雄と司容熱子ら7人、羽生監督「Shadows」に中澤梓佐と折田侑駿、そして吉野監督「ファミリーB」に稲葉年哉と広木健太ら6人の新人からベテランまで合計27人が決定した。
ワークショップオーディションで新しい才能との出会いがあれば、監督たちは作成中のシナリオに選ばれた役者に合わせて新しい役柄やストーリーを付け足すこともあるとしている。撮影は4月中旬から各組2日間かけて行い、今秋に都内の劇場を皮切りに全国で順次公開予定。
なお、このプロジェクトは一般から資金調達を募るクラウドファンディングのプラットフォーム「MotionGallery」で制作費の一部を募っている(http://eiga.com/official/motion-gallery/)。目標金額は100万円で、すでに45万円以上の支援金が集まっている。
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