アカデミー賞の受賞スピーチのルール変更へ
2016年2月22日 19:30

[映画.com ニュース] アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、受賞スピーチのルールを変更すると、TIME誌が報じた。名前の羅列をなくし、感動的なスピーチを増やす試みだ。
アカデミー賞といえば米映画界の最高の栄誉とされるが、近年、そのスピーチがつまらなくなったとの批判がある。オスカー像を受け取った受賞者があらかじめ用意したメモを取り出し、映画の関係者や自分の代理人、マネージャーなど、視聴者に馴染みのない名前を羅列するパターンが多いためだ。
今年のアカデミー賞授賞式のプロデューサーを務めるデビッド・ヒルとレジナルド・ハドリンは、新たな対策を打ち出した。アカデミー賞にノミネートされた人には、あらかじめ感謝したい人物の名前を羅列したリストを提出する。そして、もし当日、その人物が受賞した場合は、リストに書かれた名前がそのままテロップとして画面に表示される仕組みだ。プロデューサー側としては45秒間のスピーチ時間を有効に活用させたいが、受賞した当人としては世話になった人たちを無視すると、のちの仕事に差し支える。そんなジレンマを解消するための妙案で、効果が出るか注目だ。
第88回アカデミー賞授賞式は2月28日(現地時間)に行われる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画