倉科カナ、実写「珍遊記」で過激セリフ連発「自分でもびっくりしました」
2016年2月18日 20:40

[映画.com ニュース] 漫☆画太郎氏の伝説的ギャグ漫画を実写映画化した「珍遊記」の完成披露試写会が2月18日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の松山ケンイチをはじめ共演の倉科カナ、溝端淳平、おおかわら(「鬼ヶ島」)、メガホンをとった山口雄大監督が舞台挨拶に立った。
下ネタや不条理ギャグ満載の今作に挑戦した倉科だが、「ただただ脚本が面白く、監督やキャストの皆さんと一緒にお仕事をしてみたい一心でした」とほほ笑む。一方で、劇中で披露する過激なセリフ回しや特殊メイクについては「撮影中は麻痺していて、なんとも思っていませんでした」といい、「撮影後に引いて見てみたら、『私はこんな下品な言葉を言っていたのか』と自分でもびっくりしました」と振り返っていた。
そんな倉科に対し、男性陣は「編集しながら、倉科さんかわいいなと思った」(山口監督)、「現場ではお姫様でした」(おおかわら)と美ぼうを絶賛。しかし、これを受けた倉科は眉をひそめ、「姫の扱いされていなかった。すごい粗末にされていました」と頬をふくらませていた。
坊主頭にパンツ一丁の主人公・太郎役を演じた松山は、原作ファンでもあるそうで「めちゃくちゃな原作ですから、映画として成立するのかも全くわからなかった」と明かし、「山口監督と長編を一緒にやって、面白い世界に行きたいと思っていたので、今回の作品はベスト」とニッコリ。映画オリジナルキャラクターの龍翔役を務めた溝端は、「自由にやらせていただいた。とんでもないクズの役だったので、やっていてすごい楽しかったです」と充実の表情で語った。
また、「地獄甲子園」など画太郎作品の実写化を手がけてきた山口監督は、「画太郎作品の中でも最難関の原作。触れられないと思って避けてきましたが、プロデューサーと話し合いながら形になっていった」と製作の苦労を吐露。それでも、「今まで見たことがない3人(松山、倉科、溝端)の姿が見られると思います」と観客の期待を煽り、「溝端くんはとんでもないことになっています。あとはエンドクレジットの後もまだあるんで、席を立たないでご覧になってください」とアピールに努めていた。
この日の舞台挨拶には、「ドランクドラゴン」の鈴木拓、「鬼ヶ島」のアイアム野田が飛び入り参加した。映画「珍遊記」は、2月27日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース





ムロツヨシ×佐藤二朗「新解釈・幕末伝」に豪華12人 龍馬の妻おりょうは広瀬アリス、岡田以蔵は岩田剛典、土方歳三は松山ケンイチ!【新動画、ビジュアルあり】
2025年8月25日 05:00

ぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、ベボベ関根が20年ぶりの“リユニオン”!松山ケンイチもサプライズ登場【「リンダ リンダ リンダ 4K」公開前夜祭】
2025年8月21日 21:58
映画.com注目特集をチェック

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレ厳禁の超一級サスペンス】全感覚を研ぎ澄ませろ――スパイによる究極のスパイ狩り
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

ハンサム・ガイズ
【すっげぇ楽しい超刺激作】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です
【ラスト5分の余韻が、あなたの生涯に影響する】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント