大阪アジアン映画祭、邦画対象アワード新設
2016年2月14日 08:00
[映画.com ニュース] 大阪アジアン映画祭(主催:大阪映像文化振興事業実行委員会)は、日本映画に授与する新たな賞「ジャパン・カッツ・アワード」を新設した。
第11回の映画祭が、3月4~13日に開催される。この賞の対象となるのは、主に日本のインディペンデント映画に焦点を当てたインディ・フォーラム部門で上映される日本映画。米ニューヨークにある民間非営利団体ジャパン・ソサエティーが、エキサイティングかつ独創性に溢れると評価した作品に授与される。
ジャパン・ソサエティーは1907年、ニューヨークに設立された全米随一の規模を誇る日米交流団体。両国の交流を促進するため様々な活動を行っている。その映画部は多様な日本映画の上映を手がけ、その一環で2007年から毎夏に日本映画祭「ジャパン・カッツ!」を開催。これまでに200本以上を上映し、約4万人を動員している。
大阪アジアン映画祭は今回のアワード新設により、日本映画が米国で上映される可能性を広げるとともに、映画祭の海外での知名度向上を目指す。(文化通信)