舘ひろし、“後輩”仲村トオルの自画自賛に容赦ないツッコミ
2016年1月12日 20:15

[映画.com ニュース] 舘ひろしと柴田恭兵の共演作で、人気刑事ドラマを映画化するシリーズ完結編「さらば あぶない刑事」の完成披露試写会が1月12日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた。舘と柴田をはじめ、シリーズを支えてきた浅野温子、仲村トオル、ベンガル、長谷部香苗、新キャストの菜々緒、村川透監督らが舞台挨拶に登壇した。
「10年ぶりとあって、原点回帰しようと思った」という舘は、「脚本段階からたずさわってきました。4人のキャスト、港署のみんなが集まるとエネルギーを感じますね」とニッコリ。柴田は、「本当は70を過ぎてからやりたいと思っていたんです。そうしたら舘さんがセリフを覚えられなくても、僕が走れなくても言い訳ができるしね。ただ今回は、舘さんはセリフを覚えられたし、僕も走れました」と埋め尽くされた客席に報告していた。
舘の言葉を受け、浅野は「原点って何? みたいな。私はゆるーいところだと思うんです。つじつま合わないし、リアルじゃないし、でも『あぶ刑事だからね』と認めさせちゃうのが原点じゃないかな」と持論を展開した。すると仲村も、「帰るべき原点を見失っていた。ただ、『ここに帰れ』というふうに考えると、“ここ”に(他界した)中条(静夫)さんの匂いや温かみがありました。完成したものを見たとき、(仲村が演じた)町田透からちょっとだけそれを感じることができた」と自画自賛。すかさず舘から「俺は全く感じなかったよ」とツッコミを入れられ、「自分に甘いですかね」と苦笑いを浮かべた。
客席を見渡した柴田は、「絶対にヒットすると自信はある。ただ、万が一ということもある。ぜひ、お金を払って見てください」とアピール。舘も、「いい作品が出来たなと本当に思う。かかわった俳優さん、スタッフの皆さん、そしてここにいる皆さんに心から感謝したい」と語り、深々と頭を下げていた。
「さらば あぶない刑事」は、1月30日から全国で公開。
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