スーパーマンが地球を逆回転させるために必要な速度は? 英大学生が本気で計算
2015年12月27日 12:00

[映画.com ニュース] どれほど早く飛べばスーパーマンは地球を逆回転させることができるのか、英レスター大学の天文物理学科の学生4人が導き出した。
1978年の映画「スーパーマン」で、スーパーマン(クリストファー・リーブ)が地球の周りを飛び、時間を巻き戻すシーンに着想を得たもの。学生たちは時間を巻き戻すのは「ナンセンス」としたうえで、スーパーマンが50秒間、赤道の上空を大気圏の外側100キロメートルの位置で飛ぶと仮定し、現在の自転と同じ速度で逆回転させるために必要な飛行速度を計算した。
その答えは、時速10億6216万7040キロメートル。秒速にすると29万5046キロメートルで、光速の98%におよぶ。それだけでは足りず、カル=エルは107キログラムの体重を14億6100万キログラム、実に1370万倍に“増量”する必要があるという。これは、スーパーマンが生み出したエネルギーはすべて、地球自体の回転にだけ作用する前提の下での回答だ。
この条件を満たした場合、スーパーマンには重力場が発生する。50秒という短時間であれば、月が地球に落下する危険はないが、小惑星などを引き寄せるには十分な力だという。さらに、大気は自転の変化についていくことができないので、地表では音速の3倍近い秒速929メートルの風が吹き荒れ、気圧の急激な変化が生じると考えられる。結果として、人類はおろか地球上すべての生物が絶滅するおそれがあるので、「絶対に真似しないように」とのことだ。
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