「虐殺器官」製作継続が決定 新スタジオで2016年内の完成を目指す
2015年11月15日 07:30

[映画.com ニュース] 今年9月末のアニメ制作会社「マングローブ」の経営破たんにより、製作中断と公演延期を余儀なくされていた劇場アニメ「虐殺器官」が、新スタジオの設立により製作再開の準備が整ったことが発表された。
本作のチーフプロデューサーである山本幸治が設立した新スタジオは、本作の英語タイトル「GENOCIDAL ORGAN」とかけて「ジェノスタジオ」と命名され、11月中に正式に設立される予定。また村瀬修功監督らメインスタッフは続投することが決定しており、2016年内の完成を目指すという。村瀬監督は、「山本チーフプロデューサーが立ち上げてくださったジェノスタジオには、主要スタッフも再び集まってくれています。皆さんの期待に応え良い作品を作るため、スタッフ一同製作に邁進する所存です」と意欲を示している。
製作再開に尽力した山本チーフプロデューサーは、「何とか製作再開にこぎつけることができました。お客さんの期待を裏切らずにすんだことが何よりです」と安堵する。だがその一方で、「今回の問題は業界全体の問題であり、他人事ではないと感じています」と明かし、『虐殺器官』をきっかけに生まれた本スタジオが、業界を変えていく最前線になればと思っています」と真しに語った。
なお、現時点では公開時期は未定。販売していた劇場前売り券は使用不可となっており、払い戻しが必要となる。チケットの払い戻し等の詳細は公式サイト(http://project-itoh.com/)でアナウンスされている。
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