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伊藤淳史、お遍路さんに合掌され本職も嫉妬!?「ボクは坊さん。」になりきった

2015年10月24日 16:00

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舞台挨拶に立った伊藤淳史、山本美月ら
舞台挨拶に立った伊藤淳史、山本美月ら

[映画.com ニュース] 俳優の伊藤淳史が主演の映画「ボクは坊さん。」が10月24日、全国71スクリーンで初日を迎えた。伊藤は共演の山本美月イッセー尾形、原作者の白川密成氏、主題歌の「吉田山田」、真壁幸紀監督とともに新宿、池袋、渋谷と都内を舞台挨拶で回った。

四国八十八カ所霊場、第57番札所・栄福寺(愛媛・今治)の現役住職の密成氏によるエッセーが原作。撮影も実際に栄福寺で行われ、僧侶姿の伊藤にお遍路が手を合わせていくこともあったそうで、密成氏は「僕の立場はという思いだった」と嫉妬(しっと)するほどのなり切りぶり。伊藤も、「ほとんど僕とは気づかれなかった。最初はごめんなさいという気持ちで合掌していたけれど、撮影が進むにつれてお疲れさま、ご苦労さまという気持ちが自然にわいて手を合わせていた」と満足げに振り返った。

撮影後半では、檀家の長老を演じたイッセーも「周りに余計なものがなく、真っすぐ立っている姿がお坊さんらしかった。その後にあった2人で話すシーンにきちんとつながって、地面と天の境目にいるような幸せな時間だった」と太鼓判。伊藤も、「芝居をしているところではなく、待ち時間に立っているところを褒められたのは今までにない経験だったのでうれしかった」と照れながらもうれしそうだ。

しかし、幼なじみの間柄で共演した山本に対しては、「(溝端)淳平くんも交えた3人の空気感はイマイチでしたね。7歳の差を乗り越えられるかどうかが壁だった」とジョーク交じりにチクリ。山本が慌てて「そんなことない。伊藤さんが気を使ってくれて話しかけてくれたからすんなり入れましたよ」と弁解すると、伊藤は大爆笑。「何の問題もなく、初日からすごく仲良くなったよね。山本さんの花嫁姿はキラキラしてきれいでしたよ」とフォローしていた。

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